家庭用ビデオによるアート・ドキュメンタリー撮影マニュアル

家庭用ビデオカメラによる
アート・ドキュメンタリー


 1、はじめに
 2、撮影
 3、展覧会を撮る
 4、フォーカス
 5、アイリス
 6、三脚を使う(水平・垂直)
 7、ホワイトバランス
 8、フレーム(カット)
 9、三脚を使う(パン・チルト)
10、ズーム
11、照明
12、音声
13、展覧会を撮る―まとめ―
14、制作風景を撮る
15、インタビューを撮る
16、
編集・発表





movie解説
MPEG4
Large (320*240, 550KB)
Small (160*120, 116KB)
ムービーを再生するには
QuickTime6.0以上が必要です。
■ ホワイトバランスとは ■
 光は様々な色温度(光の持つ色の基準)を持っています。例えば、電球は赤っぽく、蛍光灯は青っぽいし、太陽も青っぽい光です。
 人間の認識は、どんな光源下でも、これらの光を巧みに補正をして違和感無く、色を感じていますが、カメラには教え込む必要があります。光源の色温度による画面の色の変化をカメラにメモリーさせて、本来白い物が白く写る様にします。

 最近のカメラのオートホワイトバランスは、かなり精度が高くなり、カメラによってはマニュアル操作の出来ない機種もあります。

 しかし、極端にオレンジ色の強い所や光源の入り交じった所では、オートホワイトバランスを使用すると、調整しきれなかったり、必要の無いところで色が変化したりします。マニュアルでの設定が理想ですので、マニュアルで設定できるようにしておきましょう。
 もしも、失敗しても多少の色ずれは、編集時にカラーコレクター(色を補正する)機器があれば、ある程度の修正が可能です。

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