■ アイリスとは ■
写真で言う、絞りの事。
オートアイリスを使うと、明るさが一定しなかったり、極端に一部分が明るい様なシーンに対応出来ない。編集段階では、修正出来ない。
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★オート・アイリスは、使用しない。
どんな場合もマニュアルで。(鉄則3)
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◆ マニュアルでアイリスを合わる。
簡単にいえば、明るさの調整です。ビデオカメラの明るさを決定するものは、アイリス、ゲイン、シャッタースピードの3つの要素の組み合わせです。通常の撮影では基本的にゲインを0db、シャッタースピードを1/60で固定し、アイリスの調整で明るさを決定します。(関東地区は50Hzで、蛍光灯のフリッカーが出る場合があるので、蛍光灯下では、シャッタースピードは、1/100にしてください。)
カメラによっては、ゲインやシャッタースピードがマニュアルで変更できないものもあります。
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■ マニュアルでのアイリスの合わせ方 ■
ゲインやシャッタースピードが固定されているか確認します。ファインダーやモニターを見て、被写体が丁度よい明るさになるようにアイリスを調整します。
そのためには、ファインダーの明るさをリファレンスになるモニターで調整しておくことが必要です。家庭用のテレビでも良いので、カメラで映し出しいるテレビの映像とファインダーの明るさが同じくらいになるように調整しておきましょう。
これで、アイリスもフォーカスも固定されましたので、カメラを動かしてもそれらがずれることはありません。
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◆ 特に暗い所では。
アイリスを開放にしても暗い場合、2つの方法があります。一つは、シャッタースピードを遅くする方法。もう一つは、ゲインを上げて明るくする方法です。被写体やカメラが動かない場合は、シャッタースピードをスローにすることで明るさを得られます。
被写体やカメラが動く場合は、スローシャッターを使うと画面が尾を引くような効果がかかってしまいますので、ゲインを上げてみて下さい。しかし、ゲインは、電気的にカメラの感度を上げるため、ノイズ成分も増大します。あまり、上げすぎないようにしましょう。
オートで撮影すると、暗いところでも明るく撮れるかわりにノイズが多いと感じるのは、カメラが勝手にゲインを上げているためです。
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◆ 特に明るい所では。
アイリスを絞り込んでも明るい場合は、NDフィルターを使うか、シャッタースピードを上げます。
NDフィルターは、屋外などの明るい場所での撮影で効果的です。
サングラスの役目をして、アイリスの絞りボケを防ぎます。「アイリスの絞りボケ」とは、アイリスをぎりぎりまで絞ると映像が、ぼやける事を言います。
NDフィルターの無い場合は、シャッタースピードを上げます。これによって、光の量を減らして適当なアイリスで撮影できます。しかし、あまりシャッタースピードを上げると、被写体が動く場合、一コマ一コマがはっきりするような効果が出て、自然な動きで撮る事ができなくなります。
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