束芋のドキュメンタリー第二弾。内外の多くの展覧会に参加して世界へ羽ばたき、26歳の若さで出身大学の教授に就任した束芋。現代日本の日常風景をモチーフとすることが多い彼女は、社会をどのように観察し制作に取り組んでいるのだろうか。 本作は、2001年に横浜トリエンナーレへ最年少で参加し話題になった「にっぽんの通勤快速」をはじめ、観客参加型の作品である「にっぽんの御内」や、「お化け屋敷」など近作の紹介と束芋へのインタビューで構成されている。子供の頃に描いた絵を見ながら語る束芋や、学生の時に制作した「にっぽんの台所」の前身となる作品、海外での展覧会の設置風景なども収録されている。「にっぽんの通勤快速」「ユメ ニッキ・ニッポン」「にっぽんの御内」「お化け屋敷」の4作品のほぼ全体を個別に見ることができる付録が付いている。
oimo tabaimo -2003- 束芋
2003年 監督・岸本 康 本編映像34分 + 37分 日本語(English Subtitles、French Subtitles) 2004年アーゾロ国際芸術映画祭参加作品
片面1層/Mpeg2/COLOR/71min./レンタル禁止/複製不能/リージョンALL