アート・ドキュメンタリー 映画祭の企画者として―清宮 真理
私がユーロスペースという、渋谷にミニシアターを持つ映画配給会社に入ったのが約6年前のことです。それはまた、アート・ドキュメンタリーという映像のジャンルとの出会いでもありました。以前から、“アートに関する映像”(その当時 …
私がユーロスペースという、渋谷にミニシアターを持つ映画配給会社に入ったのが約6年前のことです。それはまた、アート・ドキュメンタリーという映像のジャンルとの出会いでもありました。以前から、“アートに関する映像”(その当時 …
第15回国際美術映像フェスティバルは、コンペ41本、パノラマ77本、企画上映として監督ブラックウッドの回顧8本、テクノロジー映像の11本、カメラをテーマに13本、ポンピドー制作の回顧9本の合計159本の上映が市内5箇所 …
「どこにも売っていなくて、とうとう図書館に通って読みました。もう絶版になっているんですか?」こんな質問をあちらこちらでよく耳にするようになった。 本を著す者にとって、一度出版されて公になった原稿は、巣立ちした鳥のような …
川俣さんについて 私が今、よくビデオを撮らせてもらっているアーティストの一人に川俣 正という人がいます。一躍この人が名をあげた“ドクメンタ9”の前年に、岡山の牛窓という所での制作風景を撮らせていただいたのが始まりで …